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平均寿命まで生きられるというのは間違っている
平均寿命に対する間違った見方をしている人が多いようです。平均寿命の年齢まで生きることができるというのは間違いなのです。

平均寿命は亡くなった人の年齢を平均した値だと思っている人が多いようですが、その考え方は正解ではありません。

平均寿命のデータに対する大きな誤解

平均寿命については、多くのサイトでも指摘されているように大きな誤解を生んでいます。

ほとんどの人は、平均寿命とは今の日本人が亡くなった年齢の平均値だと思っているようです。

2016年7月27日に厚生労働省から発表されたデータによると、2015年における日本の平均寿命は男性が80.79歳、女性が87.05歳となっています。

このデータを見て、たとえば男性だとして「自分はいま50歳だから、平均寿命の80.79歳までの約30年間は生きられる。」というのは間違いです。

2015年における平均寿命というのは、いまの日本人全員に対するものではなく、2015年に生まれた人を対象としたデータなのです。

よって、正しくは「2015年に生まれた男性は、平均的に80.79歳まで生きる」「2015年に生まれた女性は、平均的に87.05歳まで生きる」ということを意味しているのです。

あと何年生きられるのかは、平均寿命ではなく平均余命

平均寿命というデータに対して誤解されている点でもあり、多くの人にとって一番関心がある点は「あと自分は何年生きられるのか?」ということです。

いま生きている人たちが、平均的にあと何年生きられるのかというデータは「平均余命」と呼ばれています。

この平均余命についても、厚生労働省による「平成27年簡易生命表の概況」の中にデータが発表されており、いま50歳の男性の平均余命を見てみると、32.39歳となっています。

よって、いまの年齢の50歳と平均余命の32.39歳をたし算して、82.39歳まで生きるだろうという事になります。

同じように、いま50歳の女性では、平均余命は38.13歳となっているので、たし算して88.13歳まで生きるだろうと予想できます。

以下のグラフ「主な年齢の平均余命2015年」は、平成27年の簡易生命表(厚生労働省作成)のデータを元に当方で独自に作成したものです。
主な年齢の平均余命2015年

平均余命(平均寿命)の計算方法について

多くの人が気になるのは、果たして自分は一体、あと何年くらい生きていられるのだろうか?ということです。

上記の簡易生命表(厚生労働省作成)の中には、生存数、死亡率、生存率、死亡率、死力、定常人口といった項目があり、これら数値により、平均寿命が算出されています。

寿命計算します。アンケートに答えるだけで寿命を計算する方法
何とも難しい計算式なので、もっと簡単に計算できるものはないかといろいろ探していたところ、某テレビ番組「世界一受けたい授業(日本テレビ)」の中で、アンケートに回答するだけて、おおよその寿命が分かるというものがありました。

そのデータを参考にして、誰でも出来る寿命計算(アンケート)を当方で独自に作成してみましたので、試しにやってみてください。

寿命を計算してみて分かること

寿命を計算してみると多くの人が80歳以上になったと思います。計算されたように80歳以上生きると予想すると、60歳で定年退職した後の老後生活は20年以上にもなります。

これから年金をもらうことになる世代の人たちは、安心して老後生活を送ることのできる十分な額の年金をもらえるかどうかは分かりません。

いまの日本の年金制度については、年金支給額が年々減額されているという現実もあり、この先もずっと年金制度が安定して維持されていくのかどうか不安視する意見がたくさんあるのも事実です。

このような情勢を目の当たりにすると、これからやってくる厳しい老後生活を乗り切るため、そして老後に貧しい思いをしないためにも、できるだけ早く老後の準備をしておくことが非常に重要であることが分かります。