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老後不安が深刻化!高齢者の貧困率が高い日本
老後生活に対する不安を抱える人は少なくありません。高齢者の貧困生活が話題になることも多くなり、ますます老後生活を迎えるにあたり不安が高くなってしまいます。

老後生活不安が深刻化してきた日本ですが、世界的に見ていまの高齢者の老後生活は恵まれているのか、それとも先行き不安でいっぱいなのか気になるところです。

高齢者の貧困率が高くなっている日本

老後に対する不安は深刻化しており、日本の高齢者の貧困率は世界で4位となっています。

経済大国であり先進国となっている日本ですが、近年は老後の貧困が社会問題となっており、いまの状態がこのまま続くと、高齢者のほとんどが老後の生活が貧困状態に陥ってしまうという意見もあります。

OECD加盟国の65歳以上人口のうち、12.6%が相対的貧困層に属することが最近の調査で分かったそうです。

この相対的貧困層とは、所得がその国の世帯平均の50%に満たないグループを意味しています。

さらに調査対象となったOECD加盟国の統計データ全体を見てみると、高齢の女性は男性よりも貧困状態に陥るリスクが高くなっており、日本でもその傾向があると思われます。

この傾向は75歳以上のグループをそれ以下の年齢グループ(66歳以上75歳未満の集団)と比較した場合に、より明らかになっているのが分かります。

高齢者の貧困率(OECD加盟国)2015年

高齢者の貧困率が最も高い国は韓国

65歳以上の高齢者の貧困率が最も高い国は韓国となっており、貧困率は50%にのぼっています。

高齢者の半分が貧困生活を送っているということを意味しており、このように貧困率が高くなっている理由は、韓国では年金制度が十分に整っていないことだと、OECDの調査レポートには記載されています。

韓国以外にも、オーストラリアやアメリカでも年金生活をしている高齢者の貧困率は高く、それぞれ35.5%、21.5%となっています。

一方、年金生活者の貧困率が低いのはオランダとフランスで、わずか2パーセントとなっており、日本と比べると約6分の1程度しかありません。

老後を迎えるまでに貯金を蓄えておく必要がある

世界の国々と比較して日本の高齢者の貧困率が高いという調査結果が分かったところで、国や政府が対策をしてくれるだろうと期待していても埒が明きません。

他人に頼っていても何も解決することはありません。不景気が改善されると多少は変わるかも知れませんが、景気の回復を待っていても仕方がありません。

他力本願ではなく、自分自身でしっかり老後のことを考えて、安心して老後生活が送れるように準備しておく必要があります。

高齢になって貧困状態に陥らないようにするために必要なのは、なんといっても老後の生活費をしっかり貯金しておくことです。

老後はまだまだ先のことだからと悠長に考えていると、気づいた時には手遅れという状態になってしまいます。

老後の貧困に備えるためには、できるだけ早めに老後資金の準備に取り掛かることをおすすめします。