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高齢者の年金収入から見る老後破産の可能性老後破産している高齢者が増加しているというニュースを、昨年あたりからよく見聞きするようになってきましたが、今の高齢者の収入はどのようになっているのでしょうか。

老後破産なんて言葉を知らない人がいるかも知れませんが、年々減額されている年金制度を調べていると、自分の老後生活は決して安泰ではないことに気づくはずです。

65歳以上の高齢者世帯の所得(収入)について

これまでの高齢者は、定年退職した後には年金を貰いながら、自適悠々の老後生活を送るのが当たり前の事でした。十分な金額の年金が支給されていたので、何ら不満を持つこと無く老後生活を送ることが出来ていました。

しかし、いま年金生活をしている高齢者は、昔の人ほど余裕のある老後生活を送っているわけでは無いのです。
超高齢化社会へと向かっている日本では、高齢者の人口は増加傾向にありますが、高齢者の所得(収入)はどのようになっているでしょうか。
平成26年の1世帯あたりの平均所得金額は、全世帯では541.9万円で、高齢者世帯については297.3万円となっています。
高齢者世帯の平均所得金額の昭和60年以降の年次推移を見てみると、平成10年をピークにここ15年以上に渡って、減少傾向になっているのが分かります。
高齢者世帯の平均所得の年次推移

老後破産する可能性が高い日本の高齢化社会

生命保険文化センターが行った意識調査(平成25年度)によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は平均22.0万円となっています。

高齢者の所得は減少傾向にあり、いまや年300万円を切るまでになってきています。これは月にすると25万円であり、上記の最低限必要とされる老後の生活費22万円と比べると何とかプラスになります。
しかし、これはあくまでも必要最低限の老後の生活費であり、臨時費用は計上されていません。
高齢者で一番懸念される病気の治療費や入院費、場合によっては介護費用、そしてお祝い事などの祝儀やリフォームや修繕費などの臨時費用が必要になることを考慮すると、月25万円では生活が苦しくなるのは容易に予想できます。
年金収入だけでは必要最低限の生活費も賄えない
特に贅沢をするでもなく、ごく普通の老後生活を送っているにも関らず、どんどん退職金や老後貯金を切り崩さなければならなくなり、気がついたら貯金が底をついていたという状況になってしまいます。
無駄遣いやギャンブルなどで大きな借金を作った訳でもないのに、年金だけの収入では生活できなくなり、老後破産の状態に陥ってしまう可能性が誰にでもあるのです。



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