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「老後貯金が思うように出来ていない!」と心配している人が多いようです。

老後の収入は年金だけになるので、誰だって心配になるよね。

にぜひ伝えておきたいことがあります。

具体的にはどんなことなの?

「老後が不安になる理由」と「老後の不安を解消する方法」について説明しています。
これから老後を迎える人たちは、決して楽な老後生活を送ることはできないと肝に銘じておく必要があります。
信じられないかも知れませんが、今の日本では老後の貯金が不十分であった為に、年金だけの収入では生活することができなくなって老後破産している高齢者が増加しているという事実があるのです。
老後貯金が無ければ老後破産する可能性が大きい
「老後破産」や「下流老人」といった話題が、ニュースや雑誌で取り上げられているのを見ると、誰だって自分の老後のことが心配になってしまうものです。
そもそも老後の心配とは一体何なのでしょうか。
まず最初に思い浮かぶのは、自分の健康のことでしょう。年齢を重ねるとともに体は老化していき、若いときは病院なんて滅多に行かなかったような人でも、体の自由が利かなくなってしまいます。
高齢になると病院の治療代や介護費用など、若くて健康であった時代には、ほとんど支払うことのなかったこれらの費用も、だんだんと必要になってきます。
そして、老後のお金のことを考える時にぜひとも確認しておいて欲しいのが年金のことです。年金制度のことについて知識があるのと無いのとでは、老後生活の対策をするにあたって随分と差が出てきます。
老後は年金だけで、自適悠々の生活できていたのは、いまもうすでに年金を受給している人たちの話です。これから年金を受給する世代に人たちは、年金だけでは到底、満足な老後生活を送ることはできないと思っておいた方が無難です。
現実問題として、年金だけでは生活費が足りなくて、定年退職した時にはあった老後貯金を取り崩しながらの生活を強いられて、頼りにしていた老後貯金も底をついてしまった結果、老後破産しなければならなくなったという高齢者も少なくないのが現実です。
なぜ老後生活に不安を感じるのか
何となく、老後はお金が必要になるだろうと予想できるけれど、具体的に計算してみたことのある人は、ほとんどいないでしょう。まさにこの点が老後の不安を感じさせる要因になっているのです。
具体的に説明すると、老後の生活をしていくにはお金が掛かることが分かっているのに、どのくらい貯金をしておけば良いのか見当がつかないので不安に感じるのです。
実際にいくら生活費が掛かるのか計算しようにも、何年も先の老後のことは不確定要素が多く、予想するのはなかなか難しいものです。
と言っても、老後貯金が無くて不安で不安で仕方が無いという人もいれば、反対に貯金なんてしなくても大丈夫だよと、お気楽に考えている人もいます。
日本には幸い「年金制度」があるので、高齢になって仕事ができなくなり、収入が無くなったとしても、国から年金が支給されるので、安心して老後を暮らせます。
これは、高齢者の生活保障を目的とした年金制度の本来の姿ですが、最近の年金を取り巻く状況は、随分と様変わりしてきているようです。
年金制度に対して不安視する人が増加しており、近い将来、年金制度そのものが崩壊してしまうと予想している専門家がいるほどです。
自分の老後のことを考えるのであれば、いまの日本の年金制度がどのような状態になっているのか、一度調べておくことをおすすめします。
年金制度をはじめとして、もう少し具体的に自分の老後について調べたり、生活費や老後貯金について計算していくと、今抱えている不安は、少なからず解消していくことでしょう。
老後の不安を解消するには生活費用のシミュレーションを
希望する老後の生活スタイルなんて、それこそ人それぞれなので、老後生活のために貯金が絶対に必要だと言い切ることはできません。
しかし、これからの日本では、老後貯金をしておかなければ、普通の老後生活をするのにも窮するようになるのは、容易に想像できることです。
将来もらえるだろう年金額を把握して、老後生活の収支を試算して、いま自分が考えている老後生活を送ることが可能なのかどうかを予想してみましょう。
自分の老後生活のことを予想することによって、老後貯金をすべきなのか、それとも必要ないのか、ある程度の判断をすることができるでしょう。
このような老後生活のシミュレーションをするだけでも、前述の老後に対する不安は随分と解消されるでしょう。
老後に限らず、将来のために貯金が必要だと多くの人は考えていると思いますが、今現在の生活が厳しくて、なかなか貯金なんてしていられないという人もいます。
中には、そもそも貯金なんて必要ないさと、宵越しのお金は持たないと、稼いだそばから散財している人も見かけます。
誰しも自分の寿命なんて分かるわけが無く、これだけ貯金しておけば大丈夫という金額なんて、まったく想像できません。
ただ確実に言えることは、年金制度の先行きが不安視されている中で、老後のために生活資金を準備しておかなければ、年金だけでは満足な老後生活を送ることはできないということです。
その反面、老後のためにいくら貯金をしていたとしても、年取って体が不自由になってからでは、お金の使いみちも無くなってしまうので、高齢になってから、お金を使うために節約するのは馬鹿げているという意見もあります。
何でもできる若いうちに遊びや旅行に使った方が効率の良いお金の使い方であり、何よりその方が人生楽しい!という人もいるかも知れません
コツコツと倹約しながら老後貯金をしていたとしても、不幸にも病気や事故でお金を使うことなく亡くなってしまう可能性も、ゼロではありません。
老後生活の不安を解消するにはお金が必要不可欠
老後のために貯金をすべきかどうか今一度考えておくことは必要です。もちろんお金に対する意見は、人それぞれあると思いますが、老後になってから後悔しないためにも、いまから準備しておくことが大切です。
老後貯金をするのであれば、少しでも早く開始した方が、時間的な猶予があるので、無理することなく余裕を持って、貯金をすることができるようになります。
老後の貯金に対する考え方
- 「楽観主義型」
貯金なんて意味が無い。今が良ければそれでいい。なるようになるさ。 - 「質実剛健型」
現役世代のうちから、コツコツと老後貯金をした方が良い。 - 「奮闘努力型」
いまの生活が厳しくて、老後の貯金をする余裕が無い。
予想される老後と今からできる対策
楽観主義型の貯金なんて一切必要ないと考えている人は、元気で働いているうちは収入があるので、何とか生活していけますが、定年退職もしくは高齢になって仕事ができなくなって、収入が途絶えた時に、問題が表面化します。その時はもう手遅れです。
老後は年金収入だけに頼ることになりますが、年金受給額だけでは、食費や光熱費などの必要最低限の生活費しか賄えないと予想されます。
まとまった退職金や親族からの遺産、資産運用による収入がある人は、まだ余裕のある老後生活を送ることができると思いますが、年金だけでは限られた生活になるでしょう。
どうにかなるさというスタンスも潔くて良いのですが、せめて、老後になって受給できる年金がどれくらいになるのかは、確認しておくことをおすすめします。
日本年金機構が提供しているインターネットサービス「ねんきんネット」で、自分の年金加入記録などを確認することができます。ネットでの試算がわずらわしい場合には、近くの年金事務所でも確認できるので一度、相談に行ってみてはいかがでしょうか。
「全国の年金事務所一覧」
将来の物価がどのようになるのか分かりませんが、支給されるだろう年金で生活できるかどうか判断してみる必要はあるでしょう。
「老後貯金なんて必要無い!」というスタンスの人でも、この日本で生活して行くには、お金がどうしても必要になることは分かっているはずです。問題を先送りにしないで、今からでも老後ための対策を講じることをおすすめします。
そのためにはまず、いまの段階で、自分の年金受給額がいくらになるのか確認することが大切です。具体的な年金受給額を把握すると、きっと今まで悠長に構えていた自分に対して腹立たしく思えてくるに違いありません。
老後貯金の貯めるには資産運用も視野に入れる
質実剛健型の人は、自分のいまの収入の中からしっかり貯蓄に回す金額を決めて、毎月こつこつと老後のための資金を準備していることでしょう。
年金制度のこともしっかり把握しており、定年退職した後の老後生活の収支シミュレーションも行って、最低限必要になる老後貯金を算出した上で、老後までに余裕のある今のうちから、着実に貯蓄をしていることと思います。
しっかり計画を立てて貯蓄をしているので、今のまま続けていくことに注力すれば、老後の準備は安心でしょうが、ひとつ検討すべきことは「資産の運用」です。
いまの日本は過去にも類を見ない超低金利時代が続いています。このような低金利の時にどこにお金を預けていたとしても、一向にお金が増えることはありません。
老後のためにと、こつこつ貯金している資産なので、一か八かの投機は禁物ですが、超低金利の時代であるからこそ、資産を増やすことも一つの方法です。
これらの資産運用は、まとまったお金が無いと無理だと考えがちですが、月に数万円からできる貯蓄型の資産運用サービスもあり、収入や貯蓄目標額に応じて、適したお金の運用方法を選べることができます。
中には1万円からできる自動積立など、家計に負担を掛けることなく資産運用をする方法もあります。難しい専門知識なんて必要の無い、ロボットが代りに運用してくれる便利な資産運用の方法も人気となっています。
実際にスマホのアプリで簡単にできる資産運用も注目されています。
低金利を超えて、マイナス金利とも呼ばれている日本経済は、まだまだ今の状態が続くと予想されています。ただ単に定期預金に決まった金額を貯金していたのでは、いつまでたってもお金を貯めることはできません。
リスクの大きな投機はもっての他ですが、着実にお金を増やせる資産運用は、老後資金を準備しようとしている人には、是非とも一考していただきたいものです。
収入を増やして老後貯金をする方法
収入が少なくて、老後貯金ができないのであれば、いま以上にお金を稼ぐしか方法はありません。
いまの収入では生活するのが精いっぱいなのであれば、いくら老後のために貯金が必要だと分かっていても、お金を貯めることは現実問題として無理があります。
いまの現状を打破するには、いまの生活を変えることなく収入を増やす方法を考える必要があります。
アルバイトやパートなどを掛け持ちすることで収入を増やす方法もありますが、いずれにしても、働く時間が必要になります。睡眠時間を減らしたり、休日を返上して働けば、いくらか収入が増えるかも知れません。
しかし、体に負担がかかったり、家族と過ごす時間が無くなったり、犠牲にしなければならないことも増えてしまいます。いまの生活を犠牲にしてまで、老後のために貯金をするのは本末転倒です。
ここでおすすめなのが、自宅に居ながらにしてお金を稼ぐ方法です。
上述した「マメタス」や「ロボアドバイザー」などは、パソコンやスマホで資産運用する方法ですが、同じように自宅にあるパソコンでお金を稼いで収入を増やす方法があります。
自宅のパソコン1台あれば、空いた時間を有効活用して、お金を稼ぐことができるのが一番のメリットであり、今の生活スタイルを極端に変更する必要もありません。
何より、自分のペースでできる方法なので今の生活スタイルを変える必要が無いのがメリットです。
誰でもはじめやすい方法なので、老後のために少しでも貯金をはじめたいと考えている方にはおすすめです。
はじめての人でもできる自動運用による資産運用
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