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老後貯金の平均額~不安のない老後生活
老後貯金平均額はどのくらいなのか?
ほかの人たちは、一体どれくらいの老後貯金を準備しているのか気になるところです。アンケートによる調査なので、あくまでも参考程度のデータになりますが、みんなが平均してどのくらいの金額の老後貯金をしているのか、調査したものがあります。
それによると「高齢者世帯の平均貯金額は3,000万円以上!」だそうです。

年齢階層別の平均貯蓄額データについて

老後貯金の平均額を調べても貯金はできない

老後資産を準備しておくことは不安のない老後生活を送るために必要なことです。しかし、何となく老後のことが心配だから、ただ単に貯金をするのでは意味がありません。これを機会にしっかりと目標決めて行動を起こせば、苦労することなく老後貯金を準備することができるようになるでしょう。

老後対策のためには老後貯金が必要不可欠ですが、何よりもライフプランを立てることが先決です。目標を決めた上で、その目標に向けて計画と立ててから貯金をすることが大切です。

ただ単に貯金をすれば良いというわけでは無く、貯金のシミュレーションをすれば、より効率よく、そして確実に老後貯金を準備することができるようになります。

無計画のままで貯金をしようとしても、なかなかお金を貯めることはできないものです。計画を立てた上で貯金をするのとしないのでは、貯金額に大きな差が出てくることは、容易に予想できます。

他の人たちがどのくらい貯金をしているのか、貯金の平均額を参考にするのではなく、あくまでも自分が老後生活をした時に、必要となる生活資金が一体いくらになるのかを、シミュレーションすることが大切です。

老後生活に向けたシュミレーションついでに是非とも覚えておいて欲しいのが「時間の力」です。このことを知っているのと知らないのとでは、お金を貯める時に大きな差が出てきます。
老後貯金いつから始めるの?」のページに、より詳しく説明しているので参考にしてみてください。

老後生活をはじめたときの収入と支出のバランスなどを想定した上で、必要となる老後資金の計算をしてみましょう。

いますぐにできる簡単な老後生活の収支シミュレーションを用意しました。かんたんな老後資金の計算ができるようになっているので、参考ししてみてください。

老後貯金をするには老後生活のライフプランが必要

老後生活も含めたライフプランといっても、何年も先の老後生活のためにどのくらいの老後資産を貯めておけば良いのか、なかなか分からない人も多いことでしょう。

いずれ訪れるだろう老後を安心して送るためにと、老後資産をどれほど用意しているのかについて調査されたデータがあるので、参考にすることができます。

総務省統計局の「家計調査(貯蓄・負債編)」により、1世帯あたりの平均貯金額について発表されています。

国によって全国的に行われたこの家計調査によると「1世帯あたりの平均貯金額」は、1,818万円となっています。

これは20歳代から70歳代以上を含めた全世帯の平均貯金額であり、過去10年に渡って家計調査したデータによると、それほど大きな変化はありません。

もう少し詳しく、年代ごとの平均貯金額を見てみると、20歳代の世帯では平均273万円ともっとも少なく、30代、40代と年齢が上がるにつれて、平均貯金額も増加しています。

老後生活のために約2,000万円の貯金を用意している。

気になる老後貯金については、60歳代では2,282万円、70歳以上では2,436万円となっており、平均して2,000万円くらいの貯金を、老後生活を送るために準備しているということが分かります。
年齢階層別の平均貯蓄額

高齢者世帯の平均貯金額は3,000万円以上に

老後貯金の平均額は参考データに過ぎない

すべての年代を平均した貯金額は1,818万円であり、多くの人が定年退職をして老後生活を送っている60歳代の平均は2,282万円ということですが、これはあくまでも平均貯金額になります。

同じ60歳代の世帯の中でも、老後のためにと貯金している金額には差があります。

厚生労働省の「各種世帯の所得等の状況」によると、高齢者世帯の「貯蓄がない世帯」が16.8%にもなっており、6世帯のうち1世帯は、貯金額が0円ということです。

このことから、60歳代の平均貯金額2,282万円というデータは、もっと高額の貯金をしている一部の裕福な世帯によって、平均値が底上げされているということになります。

平均貯金額2,282万円というデータを見て、みんな随分と老後のために貯金を準備しているなと感じた人がいるかも知れません。

高齢者世帯は平均貯金額以上に貯金をしている

6世帯のうち1世帯はあるとされる「貯金をしていない世帯」を除いて、平均値を計算してみると、この「平均貯金額」は2,282万円からかけ離れた数字、少なく見積もっても3,000万以上になることは容易に想像ができます。

実際に上記の総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)」によると、全159万世帯のうち、3,000万円以上の貯金があるのは約30万世帯もあるそうです。その30万世帯の中から60歳以上の世帯は22万世帯もあり、なんとその割合は73%にもなっています。

定年退職後の生活費用について

老後のための貯金は絶対に必要

仕事をしている現役時代は毎月、安定して収入がありますが、定年退職した後は年金だけの収入になるため、多くの人は収入がダウンしていまいます。

たのみの年金も年々支給額が減っており、ごく普通の老後生活を送るにも年金支給額だけでは足りないというケースも少なくありません。

普段の生活費だけでも足りないという状況の中で、病気の治療費や介護費用のことを考えると、ますます老後のための貯金は絶対に必要ということが分かります。

老後のための貯金の準備は早いほうが良い

将来にわたって、安定して年金制度が継続されるかどうかも疑問視されている事実もあり、これから老後を迎える世代の人たちは、十分な年金をもらえるという保証はどこにもありません。

先行き不透明な年金制度だけで、老後の生活を送ることは非常にリスクが高くなると予想されるので、安定した収入がある現役世代のうちに、しっかりと貯金をすることが重要なのは、言うまでもありません。

これから先、年金の支給額が少なくなってしまう可能性があることを認識した上で、老後のリスクを回避するためにも、早めの準備「老後のための貯金」をはじめることは必要不可欠なのです。